Xfce 4 セッションマネージャー

Benedikt Meurer

os-cillation
System development
Software developer

 

このマニュアルは xfce4-session パッケージ バージョン 4.2.0.について書かれています。 最終更新: 2005年1月

この文書はGNU GPL, バージョン2以降の規約で提供されています。(訳注:従って、この翻案もそれに準じます。)


Table of Contents

イントロダクション
セッションマネージャ設定
全体設定
高度な設定
設定マネージャのカスタマイズ
スプラッシュスクリーンの設定
シャットダウン/再起動のオプション
高度なもの
ファイルと環境変数
キオスクモード
xfce4-sessionについて

 

イントロダクショ ン

xfce4-session はXfce 4用のセッションマネージャです。このタスクはデスクトップの状況(開かれているアプリケーション、それらの場所)を保存することと次回のスタートアップ の時に同じ状態に復帰することです。幾つかの違うセッションを作って、それらをスタートアップの時選択することができます。

xfce4-session はX111R6とレガシーであるX11R6プロトコル両方へのセッションマネージメントを提供します。レガシーセッションマネージメントサポートが必要な い場合は、コンパイル時にそれを使わないようにすることができます。./configureに--disable-legacy-smを与えてください。smproxyxfce4-sessionに より運営されているセッションでは走らせないでください。 走らせた場合は変な動作をします。同梱されているレガシーセッションマネージャはsmproxyが する全てのことを行います。更に、マルチスクリーンモードもサポートしています。

 

セッ ションマネージャの設定

全体設定

画像 1. xfce4-session 全体設定

Shows the General tab of the xfce4-session settings dialog.
ログイン時のディスプレイ選択肢

設定すると、セッションマネージャは毎回Xfceにログインする時にどのセッションにするかを尋ねます。

ログアウト時の自動セッション保存

このオプションはセッションマネージャが現在のセッションをログアウト時に自動に保存する指令をします。このオプションを選択しない場合 は、現在のセッションを保存したいかどうかがログアウト時に表示されます。

ログアウト時のプロンプト

このオプションはログアウト確認ダイアログを無効にします。セッションが保存されるかされないかは、ログアウト時のセッションの自動保存を 入れているかいないかに依存します。

高度な設定

画像. xfce4-session 高度な設定

Shows Advanced tab of the xfce4-session settings dialog.
スタートアップ時にGnomeサービスを起動する

GNOMEキーリングデーモンをスタートアップ時に起動する必要がある場合は、このオプションを入れます。このオプションはxfce4-sessionがGNOME補助技術をスタートアップ時(GNOME コントロールセンターで有効になっているとき)に仕込む指令を出します。GNOMEドキュメントにこの話題についてのさらなる情報があります。

スタートアップ時にKDEサービスを起動する。

KDEアプリケーションをXfce デスクトップセッションの一部として利用する予定があるのであれば、このオプションを有効にしてください。これは著しくスタートアップの時間を長くします が、一方ではKDEアプリケーションのスタートアップが早くなります。幾つかのKDEアプリケ0ションはこのオプションを入れないと全く動かない可能性が あります。

リモートアプリケーションの運用

セッションマネージャがリモートホスト上で走っているアプリケーションを運用することをできるようにします。このオプションはセキュリ ティーリスクがあるため(あなたのシステム上のTCPポートへリスニングすること)、何をしているか分からない場合は有効にしないでください。

システム管理者はこのオプションをセッションマネージャキオスク機能を使って全 体的に無効にできます。

 

セッショ ンマネージャのカスタマイズ

xfce4-sessionがXfce 4にログインするときに使うスプラッシュスクリーンをカスタマイズすることができます。専門のダイアログがあり、Xfce 4 設定マネージャより使用できます。

スプラッシュスクリーンの設定

画像 3. スプラッシュスクリーン設定ダイアログ

Shows the xfce4-session splash screen settings dialog.

左にあるのが、全てのインストールされたエンジンのリストを表示するダイアログです。エンジンを選択して、そして使用できるのであれば、プレビュー とそれについての情報を見ることできます。テストボタン上でクリックする ことにより選択されたスプラッシュのスクリーンエンジンのデモストレーションを見ることができます。

xfce4-sessionはデフォルトで三つのスプラッシュテーマを 提供しています。それぞれの設定オプションは、どんなときでも、設定ボタ ンから使用できます。

シャットダウンと再起動の設定

xfce4-sessionはデスクトップセッションからログアウトす るときにコンピュータをシャットダウンする事をサポートしています。コンピュータのシャットダウンを利用できるようにするには、システム上のsudoersファイルにリストされていなければなりません。特に、${libexecdir}/xfsm-shutdown-helper(Debian GNU/Linuxでは/usr/sbin/xfsm-shutdown-helper) コマンドをrootユーザーとして実行することを許可されていなければなりません。(${libexecdir}xfce4-sessionをインストールしたprefixのlibexecサブディレクトリです。たとえば、/usr/local/libexecで す。)

たとえば、こう言いましょう、/usr/localへをxfce4-sessionインストールし、ホストネームはmyhost、ユーザーアカウントはmyuserと名付けられているとします。その場合は、sudoersファイルに以下のラインを追加することになるでしょう。(このファイルを編集するのにvisudoを使うことを忘れないでください。):

myuser myhost=/usr/local/libexec/xfsm-shutdown-helper

 

高度なもの

ファイルと環境変数

Xfceは現在、Basedir仕様はFreedesktop.orgに て定められたものと同じ配置でデータと設定ファイルが置かれています。これはファイルの場所は仕様で書かれたディレクトリーへパス相関するものとして指定 されることになります。

${XDG_CONFIG_HOME}

一番初めの設定ファイルを探すための基本ディレクトリーです。デフォルトでは~/.config/に 設定されています。

${XDG_CONFIG_DIRS}

設定データが含まれているシステムディレクトリのリストです。デフォルトでは、パネルは${sysconfdir}/xdg//etc/xdg/の中を見ます。${sysconfdir}の値は、プログラムがどのようにビルドされ たか、そして、バイナリパッケージでは良く/etc/になります。

${XDG_CACHE_HOME}

全てのユーザー毎のキャッシュデータのルートを特定します。この環境変数が設定されていないときは、デフォルトの~/.cacheになります。

${XDG_CONFIG_DIRS}/xfce4-session/xfce4-session.rc

これは、設定ダイアログから変更することができる、xfce4-session用 の幾つかの設定が含まれている設定ファイルの場所です。

${XDG_CONFIG_DIRS}/xfce4-session/xfce4-splash.rc

これは、設定ダイアログから変更することができる、スプラッシュスクリーン用の設定が含まれている設定ファイルの場所です。

${XDG_CACHE_HOME}/sessions/

xfce4-sessionxfwm4がセッションデータを保存するディレクトリです。

${sysconfdir}/xdg/xfce4/kiosk/kioskrc

キオスクモードの設定ファイルです。説明は次のセクションをみてください。

設定ファイルの全て(kioskrcを除く)はXfce セッション中に手動で編集されるようにデザインされていません。事実、セッションマネージャ、設定マネージャが動いているときに編集しても、変更は上書き されてしまいます。

システム管理者は${sysconfdir}/xdg/xfce4-session/xfce4-session.rcファ イルをXfce スタートアップ時に起動するデフォルトアプリケーションを変更するために変更したくなることがあるでしょう。たとえば、xfce4-iconboxの代わりにxftaskbar4をスタートさせたい場合は、下のように [Failsafe Session]セクションを変更すればいいでしょう。:

[Failsafe Session]
Count=4
Client0_Command=xfwm4
Client0_PerScreen=False
Client1_Command=xfce4-panel
Client1_PerScreen=True
Client2_Command=xfce4-iconbox
Client2_PerScreen=True
Client3_Command=xfdesktop
Client3_PerScreen=False

キオスクモード

セッションマネージャは、セッションの設定をユーザーが変更できないようにすることを補助する、キオスクモードへのサポートを提供します。使用する には、このファイルを編集するかまたは新規に作成してください。
 ${sysconfdir}/xdg/xfce4/kiosk/kioskrc.

このファイルのフォーマット説明の手段として以下の例を使用します。kioskrcのxfce4 -sessionセクションはこのようになっていると思われます。

[xfce4-session]
CustomizeSplash=ALL
CustomizeChooser=ALL
CustomizeLogout=ALL
CustomizeCompatibility=%wheel
Shutdown=%wheel
CustomizeSecurity=NONE

この例では、全てのユーザーが自分たちのスプラッシュ、起動時の選択画面、そして、ログアウトの設定ができるようになっています。しかし、互換設定 とシステムのシャットダウンのカスタマイズができるのはwheelに含 まれているユーザーのみです。セキュリティー設定の調整については誰もそれを行うことができません。

セッションマネージャは以下のKIOSK機能をサポートしています:

CustomizeSplash

ユーザーがスプラッシュスクリーンをカスタマイズすることを許可するかしないかを設定します。

CustomizeChooser

ユーザーがセッションの選択肢設定をカスタマイズできるようにするかしないかを設定します。

CustomizeLogout

ユーザーがログアウト設定をカスタマイズできるようにするかしないかを設定します。

CustomizeCompatibility

ユーザーが互換設定(KDE/Gnome互換)をカスタマイズできるようにするかしないかを設定します。

CustomizeSecurity

ユーザーがセキュリティー設定をカスタマイズできるようにするかしないかを設定します。これは、禁止ユーザー(実際はlibICE)がTCPポートを拘束することをできないようにするので、一番重要な設定設定の一つです。

Shutdown

ユーザーがシステムをシャットダウン(再起動または電源を切る)することを許可するかしないかを設定します。ユーザーに再起動または電源切 断する権限がない場合は、シャットダウンダイアログにあるオプションはグレイアウトされます。 

xfce4-sessionについて

xfce4-session は Benedikt Meurer () により制作されました。さらなる情報はXfce web siteを見てください。

バグの報告、アプリケーションマニュアルへの提案は、 http://bugzilla.xfce.org/のバグ追跡システムをご利用ください。

使い方やパッケージのインストールについての質問は、xfceメー リングリストでお尋ねください。開発の議論はxfce4-devメー リングリストで行われています。

このプログラムはthe Free Software FoundationのGNU General Public Licence バージョン2以上のライセンスで配布されています。

このプログラムとともにGNU General Public Licenceのコピーを受け取っているはずですが、そうでない場合はthe Free Software Foundation, Inc., 59 Temple Place - Suite 330, Boston, MA 02111-1307, USA.に連絡してください。